みなさん、自動車税はどうやって払っていますか?
毎年5月初旬に納税依頼書が郵送されてきて、当月中に払わなくてはいけませんよね。
多くの方は、お近くの金融機関かコンビニでお支払いを済ませていると思いますが・・・
もうコンビニすら行かなくても自動車税の支払いができるんです!!
では、どうやって支払うのか。
PayPayで支払うだけ。お家で3分で簡単にできちゃいます。
目次
PayPay請求書払いとは
「PayPay請求書支払い」とは、電気やガス、水道などの公共料金などをPayPayアプリから支払うことができる方法です。
支払い方法は、請求書のバーコードをPayPayアプリで読み取って、支払いボタンを押すだけ。
24時間いつでもどこでも、支払いが可能なのです。
さらに、最大1.5%のポイントが還元されるので、わざわざコンビニに行って支払うよりもお得です。
自動車税をPayPayで支払おう!納税証明書はもらえない
2020年より、自動車に掛かる税金も「PayPay請求書払い」で支払い可能となりました。
電子マネーで支払う方法として、他にも「ペイジー」や「クレジットカード払い」があります。
しかし、注意点として、PayPayを含むこのような電子マネーで自動車税を納税した場合、”納税証明書”はもらえません。
まず、納税証明書について確認しましょう。
納税証明書というのは、自動車に掛かる税金を毎年納めている証であり、車検や車の売却時に必要になります。
しかし、2015年より自動車税が電子化され、納税証明書を必ずしも提示する必要はなくなりました。
ここで抑えておきたいポイントとしては、電子化されたのは「自動車税」だけで、「軽自動車税」は電子化されていないということです。
電子化されている場合、国土交通省陸運局と都道府県との間で、納税の有無をオンラインで確認できます。
したがって、普通自動車を持っている人は「自動車税」= 納税証明書は必要ない。
一方、軽自動車を持っている人は「軽自動車税」= 納税証明書は必要(原紙で保管して提示が必要)ということです。
<結論>
つまり、普通自動車の税金はPayPayで支払いOKですが、軽自動車の税金は納税証明書が必要なので、お近くの金融機関かコンビニでの支払いを推奨します。
普通自動車・・・自動車税 (PayPay支払いOK)
軽自動車 ・・・軽自動車税(PayPay支払いNG)
自動車税でもこんな場合には、PayPay支払いに注意
自分は軽自動車じゃなくて、普通自動車だからPayPayで大丈夫と思いますよね。
ですが、下記の場合には金融機関かコンビニ払いで納税してください。
PayPay支払いNG例
・自動車税を滞納している
・車検が数週間後に控えている
(電子マネーで税金を支払った場合、情報の反映には10日〜3週間ほど掛かるため)
自動車税・軽自動車税の豆知識
廃車を検討している場合は、3月中に廃車か抹消登録を
これら税金は、毎年いつの時点で支払い義務が発生するのでしょうか。
結論を言うと、毎年4月1日時点で、車検証に記載の所有者に税金が課せられます。
5月の初旬に納税依頼書が郵送されてくるので、5月1日と勘違いしている人も多いのではないでしょうか。
もしも、廃車を検討しているのであれば、無駄な税金を払わないためにも3月中には廃車か抹消登録をしましょう。
抹消登録とは、ナンバープレートを運輸支局へ返納することで、毎年の税金支払いは不要になりますが、公道はもう走れません。
税金の上がるタイミングとその割合
自動車に関する税金は、新車登録から約13年後に上がることはご存知でしたか?
古い車は新車と比べて、環境負荷が高いということなのでしょうか。
維持費が高くなるのが嫌という方は、新車を検討する一つの目安に知っておいた方が良いかもしれません。
<普通自動車>
- ガソリン・LPG車: 新車登録から13年後、税金は約15%UP
- ディーゼル車: 新車登録から11年後、税金は約15%UP
<軽自動車>
- 軽自動車: 新車登録から13年後、税金は約20%UP
まとめ
- 自動車税・軽自動車税はどちらもPayPay支払い可能だが、自動車税のみPayPay支払いを推奨する
- その理由は、電子マネーで支払うと”納税証明書”が発行されないから
- 軽自動車税は電子化されていないため、車検時に原紙の納税証明書の提示が必要である
- ただし、自動車税の場合でも、税金を滞納していたり、数週間後に車検がある人はPayPay支払いはNG
- 廃車を検討している人は、3月中に廃車か抹消登録の手続きを
- 自動車税・軽自動車税は約13年後に、15〜20%上がる
以上、今回は5月の自動車税がPayPay支払いに対応したので、支払い方法と、その注意点についてまとめました。
私も普通自動車に乗っているので、実際にPayPayで支払いを済ませました。
車検が数週間後に控えているなど、特殊な理由がない限り、普通自動車の方はPayPayで支払った方が、楽でお得だと思います。
ご愛読ありがとうございました。