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コロナ給付金10万円 申請方法と受け取り方は?5月1日より開始

2020年5月1日よりコロナウイルスの特別定額給付金(一律10万円)のオンライン申請が始まりました。

まだ始まったばかりで、どうやって申請すればいいの?受取方法は?と考える方も多いはず。

実際に、複数の申請方法があり、どうやって申請したら良いのか迷ってしまいます。

この記事では、あなたの置かれる状況別に、申請方法〜受取方法までを丁寧に解説していきます。

この記事を読めばあなたも、10万円の現金給付を安心して受け取る事ができるでしょう。

 

給付金の対象者、給付金額は?

給付金の対象者は、「4月27日時点で住民基本台帳に登録のある人」となっています。

つまり、大人・子供関係なく、一人当たり10万円が支給されます。

世帯主にまとめて給付されるため、「夫婦+子供2人」の場合、世帯主に40万円給付されます。

外国人の方も、3ヶ月以上の在留資格をもち、住民票の届出をしていれば、給付対象となります。

 

申請方法は?

さて、本題の申請方法ですが、以下の4種類の方法があります。

一般的には、「①オンライン申請、または②郵送」を選択することになります。

10万円給付金の申請方法

 

① オンライン申請

オンライン申請は、最もスムーズな申請方法ですが、申請にいくつか条件があります。

まず、下記を持っているかチェックしましょう。

持っていない場合は、オンライン申請できません。

必要なモノ

  • マイナンバーカード(通知カードは×)
  • マイナンバーカードを読み取れるスマホ、あるいはICカードリーダー
  • マイナンバーカード受取時に設定した暗証番号
  • 振込先の口座確認書類(通帳やキャッシュカードなど)

 

補足1

マイナンバーカードと通知カードの違い

マイナンバーカード:別途交付申請が必要な顔写真付きICカード

通知カード:紙媒体の国民全員に配布されたカード

マイナンバーカードと通知カードの違い

 

補足2

マイナンバーカードを読み取れるスマホ

メモ

【iOS】

  • iPhone(iOS 13.1以上がインストールされたiPhone 7以降)

【Android】

  • Xperia
  • Galaxy
  • AQUOS
  • らくらくスマートフォンなど

対応スマホはこちら

 

上記、チェックしてみてどうでしたか?

特に、「マイナンバーカード(通知カードは×)を持っているかどうか」が重要です。

マイナンバーカードは新規発行に1〜2ヶ月必要ですので、

通知カードしか持っていない方は、オンライン申請は潔く諦めて、②郵送での申請に切り替えましょう。

 

続いて、具体的なオンライン申請の方法を解説していきます。

簡単な流れ

  • PCまたはスマホでマイナポータルにアクセス (ICカードリーダーある場合のみ、PCでも可)
  • ぴったりサービスから住所を検索し、「特別定額給付金の申請」を選択
  • 個人情報や銀行口座の登録を行い、電子署名する

 

・出典【内閣官房・内閣府】公式YouTube動画チャンネル(PC編・スマホ編)

 

上記、総務省の公式Youtubeも参考にしてみてください。

マイナンバーカードを持っている人は国民の約3割しかいません。

国民のほとんどは、郵送での申請になると思いますので、次をご覧ください。

 

② 郵送

次に、郵送による申請方法について解説します。

まず、各自治体から世帯主宛に、対象人数分の給付金申請書が届きます。

その後、返信用封筒にて以下3点を各自治体へ郵送して完了です。

2〜3週間後には、ご指定の振込口座に10万円が給付されているでしょう。

必要なモノ

 

③ DV被害者(住民票では同居だが、実際には世帯主と別居している場合)

このような場合、世帯主にわざわざ連絡しなくても、10万円を受け取る事ができます。

まずは、今お住まいの市区町村の特別給付金窓口に足を運び、DV被害を受けている旨の「申出書」を提出しましょう。

申出書は市区町村の窓口や、産婦人科に置いてある他、総務省のHPからダウンロードする事ができます。

また、次のいずれか1つをDV被害の確認書類として、添付する必要があります。

  • 婦人相談所、配偶者暴力相談センターが発行する証明書
  • 市町村が発行するDV被害申出確認書
  • 保護命令決定決定書の謄本または正本

申出書の申請は「4/24〜4/30まで」と非常に短い期間ですが、この期間を過ぎても申込はできます。

しかしながら、給付金のオンライン申請が5/1から開始している以上、できるだけ早めに提出するのがベターです。

DV被害の確認書類がすぐに用意できない場合は、まずは特別給付金窓口の担当者に相談しましょう。

 

また、問題なく申出書とDV被害の確認書類を提出したからといって、一安心してはいけません。

これら書類は、あくまでDV被害の申出なので、給付申請は別に行う必要があります。

 

④ ホームレス(住民登録がない場合)

ホームレスやネットカフェ難民など、住民登録がない場合、まず先に住民登録を行わなければいけません。

そもそも居住先がなく、住民登録できるか疑問ですが、政府はホームレスの人にも平等に10万円支給としていますので、ご安心ください。

まずは、DV被害者の場合と同様に、市区町村の特別給付金窓口の担当者に相談するのが良いと思います。

 

とは言ったものの、、、TVやネット環境のないホームレスの方々に、このような情報が行き届くのは難しいと感じています。

今後、このような方々に給付金が確実に行き渡るのか、疑問が残ります。

 

申請の期限はいつまで?

申請の期限は、まだ具体的には決まっていませんが、申請開始から約3ヶ月間が目安です。

したがって、2020年8月までには申請は終わらせたいところです。

みなさん、忘れずに申請しましょう。

 

まとめ

  • 給付金額は大人・子供関係なく、1人当たり10万円
  • 申請方法は基本的に、オンライン申請、または郵送申請の二択
  • マイナンバーカードがない場合は、オンライン申請は不可
  • 給付金は申請から約2〜3週間後に口座振込される
  • DV被害者やホームレスは、申請方法が上記と異なり、自分から動く必要あり
  • 申請期限は、現時点で2020年8月まで

 

ちなみに、マイナンバーカードは意外に便利なのです。

コンビニやスーパーで、住民票の写しや印鑑登録証明書を発行できたり、

税務署に行かずにネットで確定申告できたり、となかなかメリットがあります。

みなさんもこの機会に作ってみてはいかがでしょうか。

 

以上、コロナ給付金(一律10万円)の申請方法〜受取方法までをご紹介しました。

政府のアベノマスクに次ぐ、大規模な救済政策。

今後の生活費に回すも良し、欲しい物を購入して生活のQOL向上を図っても良し、、

緊急事態宣言の外出規制を我慢した、ご褒美とまでは言いませんが、これからの不況に備えて、有効利用したいですね。

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました!

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